• ひとりでのんびりやってます。

黄色い森の中で道が二つに分かれていた 残念ながら両方の道を進むことはできない
一人で旅する私はしばらく立ちどまり、片方の道をできるだけ奥まで見ると
その道は、先で折れて草むらの中に消えていた


次に、もう一方の道に目をやった こちらも劣らず美しいし、むしろ良さそうに見えたのは
草が生い茂っていて踏み荒らされていなかったからだ。
もっとも、それを言うなら、その道を通る事によって実際にはどちらもほとんど同じように踏み均されてしまうのだが。


あの日、どちらの道も同じように、まだ踏まれずに黒ずんでいない落ち葉に埋もれていた。
あぁ、私は最初の道を、別の日のために取っておくことにした!
しかし、道が先へ先へと続いていることは分かっていたから、この場所に戻ってくるかどうかは、疑わしかった。

この先、私はため息まじりに語り続けるつもりだ。
今から何年、何十年先になっても言い続けるつもりだ。
ずっと昔、森の中で道が二手に分かれており、私は

―――私は、踏みならされていない道を選んだ。そしてそれが、決定的な違いを生んだ。

The Road Not Taken(選ばれざる道)  ロバート・フロスト


充実した人生を送るために

言葉少なに、慎み深くしていていれば、「頭の良い人」という評判を得ることができる。
マートル・リード

若者はしくじり、大人は足掻(あが)き、老人は後悔とともに生きる。
ディズレーリー

三人行けば必ず我が師有り孔子

道は近きにあり孟子

朗らかであること、そして満たされていること。それは間違いなく人を美しく、若々しく見せるのだ。
チャールズ・ディケンズ

読書は休養であると共に又一つの仕事である。
安倍能成

一度も失敗しないことは、自慢にならない。それは上手であるだけだ。10回失敗して11回立ちあがるなら、事はすでに成就している。
むのたけじ

世界は意味なくして成立するものにあらず。必ず何事かの希望を蓄へて進みつつあるなり。
北村透谷(とうこく)

人は満足によりて活きず、信仰と希望とによって活くるものである。
浮田和民(かずたみ)

人生れて学ばざれば、生れざると同じ。学びて道を知らざれば、学ばざると同じ。知つて行ふこと能(あた)はざれば、知らざると同じ。
『慎思録』・原漢文

天は自ら助くるものを助く。
中村敬宇
蛇(へび)、水を飲みて毒と成し。牛、水を飲みて乳と成す。邪人、法を聞きて煩悩(ぼんのう)を成(じょう)じ、正人(しょうにん)、法を聞きて菩薩(ぼさつ)を成ず。
明恵

最も下等な人間になり切ったことを本当に自覚した瞬間に人間は神にもなれる。
武者小路実篤

人生の疲労は年齢には関係ない。
坂口安吾

幸福とは、幸福を探し出すことである。
ジュール・ルナール

眠るは起きんがためなり、休息するは労作せんがためなり。
徳富蘇峰

人間は異郷に生まれてくる。生きることは故郷を求めることである。
ベルネ

おのれの生という、この長い疾病(しっぺい)。
ポープ

良禽(りょうきん)は木を択(えら)ぶ。
孔子

若いということはお金がないということではない。若いということは、お金がないことを気にしないことである。
キャサリン・ホワイトホーン

子供らしさが死んだとき、その死骸を大人と呼ぶのだ。
ブライアン・オールディス

金がないから何も出来ないという人間は、金があっても何も出来ない人間である。
小林一三(いちぞう)

人間は悉(ことごと)く道徳的であるべきである。道徳的たることは人間の本質である。
安倍能成

過ぎし世もくる世もおなじ夢なれば けふの今こそ楽しかりけり。
杉田玄白
我に罪なければ天地恐ろしからず。
樋口一葉

精神の風が、粘土の上を吹いてこそ、はじめて“人間“は創られる。
サン=テグジュペリ

初めて牡蠣(かき)を食った人間は大胆な人間であった。
ジョナサン・スウィフト

咳をしても一人。
尾崎放哉(ほうさい)

人生には二つの悲劇がある。
一つは心の願いが達せられないこと。
もう一つはそれが達せられること。
バーナード・ショー

真理を模索し始めることによってまことの人生ははじまる。
犠牲なくして人生の幸福を求めることは無益なわざであることを知れ。
レッシング

ああ僕は自分をあの醜いアヒルだと思っていたころは、こんな幸せがあるなんて夢にも思わなかった。
アンデルセン

善にも強ければ、悪にも強いというのがいちばん強力な性格である。
ニーチェ

明日死ぬかのように生きろ。
永遠に生きるがごとく学べ。
マハトマ・ガンジー
過ぎたことで心を煩わせるな。
ナポレオン・ボナパルト

愛の第1原則は「捨てぬこと」です。
人生が豊かで楽しいなら、人生には愛はいりません。
人生が辛く、みにくいからこそ、人生を捨てずにこれを生きようとするのが人生への愛です。
だから自殺は愛の欠如だと言えます。
遠藤周作

雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅカニワラッテヰル(中略)
サウイフモノニ ワタシハナリタイ
宮沢賢治

満足した豚であるよりも不満足な人間のほうがよく、満足した愚か者よりも不満足なソクラテスの方がよい。
J・S・ミル

あるのはただ、前進してゆく力だけだ。その力を創造しなければならない。解決などそのあとで見つかる。
サン=テグジュペリ

希望は人を成功に導く信仰である。希望がなければなにごとも成就するものではない。
ヘレン・ケラー

人生は短く芸術は長い。
ヒポクラテス

一個の道具のように自分を分析しなさい。自分自身に対して百パーセント率直でなければなりません。
欠点を隠そうとせずに、正面から向かい合うのです。
オードリー・ヘップバーン

人は咎(とが)むとも咎めじ、人は怒るとも怒らじ。怒りと慾とを棄ててこそ、常に心は楽しめ。
熊沢蕃山(ばんざん)
おかしな形はおかしな形なりに均衡があって、それがみんなにとってしあわせな形ということも、あるんじゃないかなあ。
向田邦子

一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば、自分の幸福なのだ。
川端康成

一生懸命やって勝つことの次にいいことは、一生懸命やって負けることなんだわ。
モンゴメリ

生命のあるかぎり、希望はあるものだ。
セルバンデス

今さら日数なんて数えて何になりますか。人間が幸福を知り尽くすには、一日あれば十分ですよ。
ドストエフスキー

笑はれるのを恐れるよりは、心にないことを云ふのを恐れなければいけない。
武者小路実篤

うばい合うと 足らないけれど わけ合うと あまっちゃうんだなあ
相田みつを

おもしろきこともなき世を おもしろく
高杉晋作
今では女房子供持ち 思へば遠くへ来たもんだ 此の先まだまだ何時までか 生きてゆくであらうけど 
生きてゆくのであらうけど 遠く経て来た日や夜の あんまりこんなにこひしゆては なんだか自信が持てないよ
中原中也

内で喧嘩して居るからわからないのだ。一つ、外から見て御覧ナ。直(じ)きにわかつてしまふよ。
勝海舟

運の良い人々とは、強い信念を維持し、数々の犠牲を払い、粘り強い努力を続けてきた人々である。
ジェームズ・アレン

自分で自分の価値を過大評価しないように。
バートランド・ラッセル

正直者で失敗するのは、正直のために失敗するのではない。他に事情があるのである。不正直で成功するのは、不正直で成功するのではなく他に事情があるのである。
三宅雪嶺(せつれい)

大きなことを出来る人はたくさんいますが、小さなことをしようとする人はごくわずかしかいません。
マザー・テレサ

「教えていただきたいのですが、ここからどの道を行けばいいのですか」
「それは、君がどこへ行きたいかに、大いによるな」
ルイス・キャロル

おれは弱すぎる。なぜこう人を求めるのか。あとで必ず後悔することがわかっているくせに。
長與善郎
あらゆる政治的共同社会における統治の正しく適正な目的は、その社会を構成するすべての諸個人の最大幸福、いいかえれば最大多数の最大幸福である。
ジェレミ・ベンサム

己をなくしてはならぬ人物にまで鍛えることもまた重要なことなのだ、そして現代青年にもっとも望むべきはこの一点であろう。
山本周五郎

もし自分が間違っていたと素直に認める勇気があるなら、災いを転じて福となすことができる。過ちを認めれば、周囲のものがこちらを見直すだけでなく、自分自身を見直すようになるからだ。
デール・カーネギー

希望に生きる者はつねに若い。
三木清

人間はみんなが美しくて強い存在だとは限らないよ。生まれつき臆病な人もいる。弱い性格の人もいる。メソメソした心の持ち主もいる。けれどもね、そんな弱い、臆病な男が自分の弱さを背負いながら一生懸命美しく生きようとするのは立派だよ。
遠藤周作

想像が欺(あざむ)く時は、それは狂気となる。想像がそれ自身の想像的なる事を自認している間は、それは一つの貴い能力であるが、その自意識がなくなれば、それは発狂である。
ラスキン
あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思っているのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ。
サン=テグジュペリ

下らなく過ごしても一生、苦しんで過ごしても一生だ。
苦しんで生々(いきいき)と暮らすべきだ。
志賀直哉

希望は全てを貫き、死ぬおりまでもわれわれを見捨てない。
ポープ

希望とは、輝く太陽の光を受けながら出かけて、雨に濡れながら帰ることである。
ジュール・ルナール

義を見てせざるは勇まきなり。
孔子

健康は第一の富である。
エマーソン

好奇心はいつだって新しい道を教えてくれる。
ウォルト・ディズニー

もし人間に、いい加減な反対を唱えて嬉しがる癖がなかったら、世間の物事は随分すらすら運ぶに違いない。
周囲の者の、「あいつに何が出来るものか」と繰り返す声が耳に入るばかりに、私達は、したいと思うあれやこれやのことを、子供の頃からどれだけ手を着けずに過ごして来たことだろう。
アンドレ・ジッド

強欲を棄て去りたくば、その母たる贅沢を棄てよ。
キケロ
こころの怒りを絶ち、おもての怒りを棄て、人のたがふを怒らざれ。
聖徳太子

この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一歩が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ。
清沢哲夫

才能とは、自分自身を、自分の力を信じることだ。
マクシム・ゴーリキー

深く、恐ろしく真実を語るものであれ。自分の感じることを表現するに決してためらうな。(中略)おそらく最初君たちは了解されまい。けれどもひとりぼっちであることを恐れるな。友はやがて君たちのところに来る。
オーギュスト・ロダン

経験をもたらすのは観察だけなのである。観察をしない女性が、50年、あるいは60年病人のそばで過ごしたとしても、決して賢い人間にはならないであろう。
ナイチンゲール

諸君の内なるすべての新大陸と新世界とのためのコロンブスとなり、貿易のではなく思想の新しい航路を拓きたまえ。
ソロー
四十九年一睡の夢 一期の栄華 一杯の酒
上杉謙信

自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。
イエス・キリスト

昨日流された血のゆえに拳を振ってはならない。
サン=テグジュペリ

真実であれ、若き人々よ。(中略)習慣は格言が肉となり、血となったものである。
アンリ・フレデリック・アミエル

どうせ人生の本質はつらく人間は孤独なぐらい百も承知している。だからそれだけ余計に明るく楽しく振舞おうという決心を私はこの十年間に持ち続け更にその気持ちを強くしている。
遠藤周作

初心の人、二つの矢を持つことなかれ、後の矢を頼みて、はじめの矢に等閑(なおざり)の心あり。
吉田兼好

人生にとって健康は目的ではない。しかし最初の条件なのである。
武者小路実篤

人生を大切に思うと言われるのか。それならば、時間を無駄使いなさらぬがよろしい。時間こそ、人生を形作る材料なのだから。
ベンジャミン・フランクリン

人生はチャンスだ。結婚もチャンスだ。恋愛もチャンスだ。としたり顔で教える苦労人が多いけれども、私は、そうではないと思う。私は別段、れいの唯物(ゆいぶつ)論的弁証法にこびるわけではないが、少なくとも恋愛は、チャンスではないと思う。私はそれを、意志だと思う。
太宰治
記念碑をほしがらない人だけが 記念碑に値する。
ウィリアム・ハズリット

人生は生きることが大事なのです。いつも好奇心を持ち続けることです。どんな理由があっても決して人生に背を向けてはいけません。
エレノア・ルーズベルト

人生が私たちに要求するものは勇気である。
ギマランエス・ローザ

青春の特権といえば、一言を以ってすれば無知の特権であろう。
三島由紀夫

人生の目的は何か、などと堅苦しく考える必要はない。楽しく生きて、この世を去る時に
「生まれてきてよかった。幸福な人生だった」と振り返ることができたら、その人は人生を楽天主義者として過ごせた成功者だといえる。
ヘレン・ケラー

我に奇策あるに非ず、我は寧(むし)ろ奇策を忌(い)む。唯(ただ)正直あるのみ、正直に之(これ)を行へは人民必ず之を信せん。
松方正義

足る事を知って及ばぬ事を思うな。
楠木正成

世界で一番強いものは、ただ一人立つものなのだ。
イプセン
好きなものを手に入れることが肝心だ。
さもないと手に入ったものを無理に好きにさせられるはめになる。換気装置のないところでは新鮮な空気は不健全だと決め付けられる。宗教が存在しないところでは偽善が上品だということになる。知識の無いところでは無知が科学を自称するようになる。
バーナード・ショー

人類がみずからの意図によってつくるもの以外に、人類の運命というものはない。それゆえに、人類が没落の途を最後までたどらねばならないとの力を信じるがゆえに、人類の未来を信じる。
アルベルト・シュヴァイツァー

青春とは人生のある時期ではなく、心の持ち方をいう。
サミュエル・ウルマン

「青春」、でっかくて、元気がよくて、愛情いっぱいー優美さと、力強さと、魅力で溢れそうな青春よ、君は知っているか、「老年」がおそらくは君に劣らぬ優美さと力強さをそなえて、君のあとからやってくるのを。
ホイットマン

征服とは、おまえの内部に、おまえを通して、おまえ自身を築きあげることである。
サン=テグジュペリ

私は時がすべてのものを熟させるという考えを持っている。時の力によってすべてのものは明らかになる。時は真理の父である。
ラブレー

大事をなさんと欲せば、小なる事をおこたらず勤(いそし)むべし。小つもりて大となればなり。
二宮尊徳
諦めは日常的な自殺である。
オノレ・ド・バルザック

せっかく思い立ったのです。思い立ったら決心して気が変わらないうちにさっさと実行に移しましょう。
トーベ・ヤンソン

天から与えられた金の純度を高めることが修養努力であって、われわれの学問の責務もここにある。
吉田松陰

想像力は、知識よりも大切だ。知識には限界がある。想像力は、世界を包み込む。
アインシュタイン

そのために死ねる何かを見つけていない男は、生きるのにふさわしくないのではないか。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア

そうだ、人生は素晴らしい。恐れの気持ちさえ持たなければ、だ。
チャールズ・チャップリン

他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ。
岡本太郎

人生において重要なのは生きることであって、生きた結果ではない。
ゲーテ
高く登ろうと思うなら、自分の脚(あし)を使うことだ。高い所へは、他人によって運ばれてはならない。人の背中や頭に乗ってはならない。
ニーチェ

他人のために尽くす人生こそ、価値ある人生だ。
アインシュタイン

大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ。
トーベ・ヤンソン

時の過ぎるのが早いか遅いか、それに気づくこともないような時期に、人はとりわけて幸福なのである。
イワン・ツルゲーネフ

天地をもつてわが心とせば、いたるところ安楽あり。
白隠慧鶴(はくいんえかく)

人間五十年下天の内にくらぶれば 夢幻のごとくなり 一度生を得て滅せぬ者のあるべきや。
織田信長

出来ぬと思えば出来ず。出来ると思えば出来る事が随分ある。
三宅雪嶺(せつれい)

君のほしいと思うものを買うな。必要なものだけを買え。
カトー
断固として立つなら、敗れることはありません。勝利の時期は賢明な計画によって早まることもあれば、失策によって遅れることもあるでしょう。しかし、遅かれ早かれ勝利はかならずめぐってくるのです。
エイブラハム・リンカーン

努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。
井上靖

大道行くべし、又何ぞ防げん。
木戸孝允

努力の成果なんて目には見えない。でも、紙一重の薄さも重なれば本の厚さになる。
君原健二

石ばしる 垂水(たるみ)の上の さ蕨(わらび)の 萌え出づる春に なりにけるかも。
志貴皇子(しきのみこ)

なせば成(な)る為(な)さねば成(な)らぬ何事も 成(な)らぬは人の為(な)さぬなりけり。
上杉鷹山(ようざん)

なにか、一つの、めぼしいことをやりとげるには、きっと、どこかでいたいおもいか、そんをしなくちゃならないさ。だれかが、ぎせいに、みがわりに、なるのでなくちゃ、できないさ。
浜田広介

何かに打ち込むことこそ、人生の幸福である。
サミュエル・スマイルズ

何かを成し遂げるために面倒なことなど何もない。
ナポレオン・ヒル

もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば道となるのだ。
魯迅(ろじん)
何ごとにつけても、希望するのは絶望するよりもよい。可能なものの限界をはかることは、誰にもできないのだから。
ゲーテ

何が起ころうともまさに自分の精神力でそれを良い方向にむけていくのは私たちの努力次第なのです。
ラビンドラナート・タゴール

「人間は、負けるように造られてはいないんだ」
「そりゃ、人間は殺されるかもしれない、けれど負けはしないぞ」
アーネスト・ヘミングウェイ

善をなすのを急げ。悪を心から退けよ。善をなすのに、のろのろしたら、心は悪事を楽しむ。
ブッダ

なにもかもが上手くいくはずがないのだから、なにもかも上手くいかせようとするのは、方法論として間違った考え方だ。
阿佐田哲也

人間は生きている間に、充分仕事もし、充分生活も享(たの)しんで置けば、安心して死なれるのではないかと思う。
菊池寛
人間は皆、なにほどかの純金を持って生まれている。聖人の純金も我々の純金も変わりはない。
吉田松陰

人間が馴れることのできぬ環境というのはない。ことに周囲の者がみな自分と同じように暮らしているのがわかっている場合はなおさらである。
トルストイ

人間の人間たる価値は、敗北に直面していかに振舞うかにかかっている。敗北とは、決して屈服ではないのだ。
アーネスト・ヘミングウェイ

一日一生。一日は貴い一生である。これを空費してはならない。
内村鑑三

人間であるとは、まさに責任を持つことだ。自分には関係がないような悲惨をまえにして恥を知ることだ。
サン=テグジュペリ

人間は自分が信じたいことを喜んで信じるものだ。
ジュリアス・シーザー

人間の最大の幸福は、日ごとに徳について語りうることなり。魂なき生活は人間に値する生活にあらず。
ソクラテス

人間こそが、人間自身の幸福を創りだす。
アントン・チェーホフ

卑怯に見えるか、卑怯であるのが必要な時に、それができないのは、本当に勇気のあるものではない。
エドガー・アラン・ポー

無理をするな、素直であれ。
種田山頭火(たねださんとうか)
「人非人(にんぴにん)でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ」
太宰治

ぼくは口が裂けてもアキラメロなどとは言わない。
岡本太郎

人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。
坂本龍馬

人様に、叱られたくらいで、引っ込むような心臓は持ち合わせがない。
白洲次郎

望みを持ちましょう。でも、多すぎてはいけません。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

早起きというやつは人間をうすばかにしてしまう。人間はたっぷりと眠らなければならないのだ。
フランツ・カフカ

人は、青春のあやまちを老年に持ち込んではならない。老年には老年自身の欠点があるのだから。
ヨハン・エッカーマン

この世に「雑用」という用はありません。私たちが用を雑にした時に、雑用が生まれます。
渡辺和子
人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己を尽くし、人を咎(とが)めず、我が誠の足らざるを尋(たず)ぬべし。
西郷隆盛

今から20年後、あなたはやったことよりも、やらなかったことに失望する。ゆえに、もやいを解き放て。安全な港から船を出せ。貿易風を帆にとらえよ。探検せよ。夢を持ち、発見せよ。
マーク・トウェイン

人は生きねばならぬ。生きるためには戦はねばならぬ。名は掲げねばならぬ。金はまうけねばならぬ。命がけの勝負はしなければならぬ。
徳富蘆花(とくとみろか)

人間の一生には、一度はまたとない好機が来る。
遠藤周作

人の一生は短い。君の人生はもうほとんど終わりに近づいているのに、君は自分に尊敬をはらわず、君の幸福を他人の魂の中に置くことをしているのだ。
アウレリウス

今日この日から始めるのだ。きみ自ら剛毅(ごうき)と現実と矜持(きょうじ)と確固不動の精神と普段の向上心を身につけて、君自身の人格をもって確立、これを世にしめすまで安(やすん)じてはならない。
ホイットマン

毎日を最後の一日のように思いつつ生きよ。
セネカ

人はどんなものでも決して捨(す)つべきものではない。いかに役に立たぬといっても、必ず何か一得はあるものだ。
勝海舟

人我に負くとも 我人に負く勿れ。
佐藤一斎
人も知識を少しずつ習得していくことによって、ついには真珠のように光り輝く思考をもっているのだ。
ヘレン・ケラー

方法こそ異なっていても、目的は異ならない。目的はつねに同一である。
サン=テグジュペリ

不決断こそ最大の害悪。
デカルト

貧乏ってのはするもんじゃねえ。「たしなむ」もんです。
古今亭志ん生

自然は神の生きた服装である。
カーライル

いやなことは、その日のうちに忘れろ。自分でどうにもならんのにクヨクヨするのは阿呆だ。
田中角栄

道はじぶんでつくる 道は自分でひらく 人のつくったものは じぶんの道にはならない
相田みつを

僕が死を考えるのは、死ぬためじゃない。生きるためなんだ。
アンドレ・マルロー

僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る
高村光太郎
わが行く道に茨(いばら)多し されど生命の道は一つ この外に道なしこの道を行く
武者小路実篤

未来のことはわからない。しかし、われわれには過去が希望を与えてくれるはずである。
ウィンストン・チャーチル

夢はでっかく 根は深く
相田みつを

三つの敵意ある新聞は 千の銃剣よりも恐ろしい。
ナポレオン・ボナパルト

道徳をもって師友となす。
荀子(じゅんし)

若いときに嫌な思い、面白い思いをいっぱいしたヤツは、そうじゃないヤツよりも面白い人生が送れるもの。
青島幸男

我、事において後悔せず。
宮本武蔵

若いうちに数回失敗することは非常に有益である。
トマス・ヘンリー・ハクスリー

信念は人を強くする。
疑いは活力を麻痺させる。
信念は力である。
フレデリック・ロビンソン

私の前には、これから出会い、学びゆく広大な世界が広がっているのだ。そう気づいた時、私は歓喜に震えた。未来は私のものだ。
モンゴメリ

私が行為するが故に私がある。
西田幾多郎

われわれは、われわれの功業よりも、むしろ、われわれの希望に生きている。
ムーア
私は決して障害に屈しはしない。いかなる障害も、私の中に強い決意を生み出すまでだ。
レオナルド・ダ・ヴィンチ

「われわれは服従すべきでしょうか、それとも戦うべきでしょうか?」
「生きながらえるためには服従すべきであり、存在しつづけるためには戦うべきである」
サン=テグジュペリ

人生とは不十分な前提から十分な結論をひきだす技術である。
サミュエル・バトラー

私の人生哲学は本質的には単純な言葉だが、辛抱強く頑張る所にある。
ジョン・デューイ

我人に媚びず、富貴を望まず。
黒田官兵衛

私の人生観は単純だ。すなわち目をそむけることなく人生と折り合っていくということだ。
ローレンス・オリヴィエ

われ若(も)し片足を墓に入れるとも、われは学ぶことを欲するだろう。
ダンテ

仲よきことは美しき哉。
武者小路実篤
勤倹は治生なり 謹謙は保身なり 読書は広智なり 知足は享楽なり 寡欲は延寿なり
松平定信

安禅(あんぜん)は必ずしも山水を須(もち)ゐず、心頭を滅却(めっきゃく)すれば火も自(おの)ずから涼し。
杜荀鶴(とじゅんかく)

考えるな。感じろ。
李小龍(ブルース・リー)

終わりを慎(つつし)むこと始めの如し。
老子

世界を恐れるな、唯(ただ)自己を怖れよ。
杉浦重剛(じゅうごう)

気とは、人に負けまいと思う心、すなわち負けじ魂と、恥辱を知ってそれを悔しく思う気性のことである。
橋本左内

人生きては別離足(み)つ。
于武陵(うぶりょう)

いや、人生は気合だね。
二葉亭四迷

僕は一生が大事だと思いますよ。来世があろうが、過去世があろうが、この一生が大事だと思いますよ。
有島武郎

他の富めるをうらやまず、身の貧しさを嘆かず、ただ慎(つつ)しむは貪欲(どんよく)、恐るべきは奢(おご)り。
小林一茶

青春時代とは第二の誕生日である。自我の覚醒する日でもあるが、そのとき「われ」を誕生せしむる機縁がすなわち邂逅(かいこう)(※)である。書物でもいい。師匠でも友人でも恋人でもいい。だれに出会ったかということが重大だ。 ※邂逅=思いがけなく会うこと。めぐりあい。
亀井勝一郎
自分に厳しく、あいてにはやさしく、とも言った。それらを訓練することで、自己が確立されていくのである。そして、たのもしい君たちになっていくのである。
司馬遼太郎

魚を得るのは網の一目によれば、衆目(しゅうもく)の力なければ、これを得ること難し。
北畠親房(ちかふさ)

侍とても尊からず、町人とても賤(いや)しからず、尊い物は此胸一つ。
近松門左衛門

大地を一歩一歩踏みつけて、手を振って、いい気分で、進まねばならぬ。急がずに、休まずに。
志賀直哉

人に勝つより自分に勝て。
嘉納 治五郎(かのうじごろう)

早まって相手の肚(はら)など考えて見ぬものじゃ。相手の肚など推測してゆくと、いつかそれに捲きこまれて、わが身の都合を忘れてゆく。
徳川家康

後世に処しては、成るも成らざるも、唯々正道(せいどう)を立て、世の形勢に倚(よ)るべからず。
道さへ立て置けば、後世子孫残るべきなり。その外、他言なし。
横井小楠(しょうなん)

分別は久しく思案して遅く決断すべし。分別の肝要は仁愛にあり、断ずるには仁愛を基とせざるべからず。仁愛を欠ける決断はことごとく曲事なり。
小早川隆景

常識とは、18歳までに蓄えられた偏見の集大成である。
アインシュタイン

内面生活という個的な、隠れた、他人と容易に分かちあうことのできない非大衆的なもの、これこそあらゆる独創性の源泉であり、あらゆる偉大な行動の出発点である。
アレクシス・カレル

たとえ私の門人でも、その後いい考えが出てきたら、私の説を批判しながらその考えを広めなさい。
本居宣長

むしろ危険は、当然なすべき懐疑をなさないで漠然たる不安の中に生きることである。我々は無用な不安の中に生くべきではない。しっかりした中核的思想を抱いて、価値ある懐疑をしなければいけない。それによってのみ問題を解決し、進歩してゆくことができる。
スピノザ

うへな見ぞ身の程を知れ人なみに あるべきやうにときにしたがへ
最澄

負けてのく人を弱しと思うなよ。知恵の力の強きゆえなり。
高杉晋作

この世に客に来たと思えば何の苦もなし。
伊達政宗

老いたから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから老いるのだ。
バーナード・ショー
涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない。
ゲーテ

世界は君に何を返したか?いつも君が与えたのより少ないのだ。
ジョージ・オーウェル

すべての善行は、ついには実を結ばざるをえない、とわたしは固く信じている。
マハトマ・ガンジー

人生は闘いのようなものだ。果敢に闘うことで自分の魂と精神にどんな強さが宿るかは、だれにもわからない。
ガットスン・ボーグラム

しっかりと自己の上に腰をすえ、雄々しく自分の両脚で立たなければならぬ。
ニーチェ

惚れずに物事ができるか。
坂本龍馬

完璧だと思っても、もう一押しすれば、おまけが手に入る。
トーマス・エジソン

魂の不死についての我々の希望は宗教から出てくるのではない。むしろすべての宗教がそういう希望から出てくるのである。
インガーソル
真理と認めなば、いかに些細なりともすぐに行え。これが真実に至る唯一の道である。総てを知りて後にこれに従わんとする者は、決して始めることはない。
カール・ヒルティ

自分で自分を尊敬できるような生活、しなきゃならねぇということだ・・・・・・。
マクシム・ゴーリキー

いたずらをいたずらでやり返すほど痛快ないたずらはない。
シェイクスピア

空の星になれないなら、せめて家庭の灯になりなさい。
ジョージ・エリオット

曇りなき心の月を先立てて 浮世の闇を照らしてぞ行く
伊達政宗

善を為してこれを誇らば善も善ならず。悪を為してこれを改むれば悪も悪ならず。慎(つつし)んで傲慢(ごうまん)の念を去り、虚栄の心を捨てよ。そして謙遜(けんそん)の性を養い、反省の徳を備えるのだ。
ベン・ジョンソン

これは(たとえ)自分が政権を失うとも、民政党を失うとも、また自分の身命を失うとも奪うべからざる堅き決心なり(ロンドン海軍軍縮条約締結を前に)。
浜口雄幸(おさち)

教訓はどこにでも転がっているさ。あなたが見つけようとさえすれば。
ルイス・キャロル

人の一生は重荷を負うて遠き道を往(ゆ)くがごとし、急ぐべからず。
徳川家康

過(あや)まれるを改むる善の、これより大きなる無し。
慈円
道徳論は、我々はどうすれば自分を幸福にするかということについての教えではなくて、どうすれば幸福を受けるに値するようになるべきであるかということについての教えである。
カント

賢者は、生きられるだけ生きるのではなくて、生きなければならないだけ生きる。
モンテーニュ

必然的な道徳の根本原理は、しかし、善悪についての通常の見解をたんに秩序化し深化するという意味だけでなく、その拡大をも意味する。人間は、助けうるすべての生命を助けたいという内的要求に従い、なんらかの生命あるものならば、害を加えることをおそれるという時にのみ、真に倫理的である。
アルベルト・シュヴァイツァー

人生を恐れてはいけない。人生に必要なものは勇気と想像力と少々のお金だ。
チャールズ・チャップリン

善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや。
親鸞

とにかく、新しい毎日なんだ。
アーネスト・ヘミングウェイ
死生は昼夜の道なり、何をか好み何をか悪(にく)まん。
熊沢蕃山(ばんざん)

吾人(ごじん)は記憶す、人間は戦ふ為に生まれたるを。
北村透谷(とうこく)

賢い人にはひと言で足りる。ことばは多くてもその要はなさない。
ベンジャミン・フランクリン

人々にとって、志さえあれば、暗い箱の中でも世界を知ることができる。
司馬遼太郎

神の前では、われわれは平等に賢く、平等に愚かです。
アインシュタイン

幸福人とは、過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、不幸人とは、それの反対を記憶している人々である。
萩原朔太郎

人間として生きるつもりなら賢さなんて持つべきではない。
デジデリウス・エラスムス

人の巧を取って我が拙を捨て、人の長を取って我が短を補う。
木戸孝允

知者は楽しみ、仁者(じんしゃ)は寿(いのちなが)し
孔子

人は心が愉快であれば終日歩んでも倦(う)むことはないが、心に憂いがあれば、僅か一里でも倦む。人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ。
シェイクスピア

四十歳で愚物はほんとうに愚物だ。
アンドリュー・ヤング

もし橋になるつもりなら、踏みつけられるのを覚悟しなくてはならない。
ロイ・A・ウェスト

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