• ひとりでのんびりやってます。

お金を稼ぐ、儲ける、殖やすということ

労働の資金は勤勉への奨励である。
アダム・スミス

おい儲けよ、おれの主人になってくれ。おれが崇拝するのは、お前なんだからな。
シェイクスピア

仕事をやり報酬を求めよ。ただしこの順序は守ること。
ケーリー・グラント

ハングリーでなければだめだ。そうでなければ動機が不十分だ。
アーノルド・シュワルツェネッガー

報酬以上の仕事をしないものは、仕事並みの報酬しか得られない。
エルバート・ハバード

金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である。
小林一三

他人に自分を養うことを強制する者は食人種と同じである。
タゴール

そもそもが、仕事に精を出し、それから満足を得ている者は、貧困というものに煩(わずら)わされない人種なのだ。
ヘミングウェイ

物質的な富のためだけに働くとき、われわれはみずから自分の牢獄を築くことになる。そして、生きるに値するなにものも購(あがな)うことのない灰色の金銭とともに、自分を孤独の中に閉じこめてしまう。
サン・テグジュペリ

不当な儲けを期待することは、損失のはじまりである。
デモクリトス

一日で金持ちになりたいと思うものは一年で首を吊られる。
レオナルド・ダ・ヴィンチ

チャーリー・ブラウン「もし一生懸命働いて、欲しかったものを全部手に入れたら、満足かな?」
スヌーピー「飼ってる犬に好かれなかったらむなしいね」
チャールズ・M・シュルツ

労働階級の人々は、しばしばみち足りた、他人の労働によって生きている人々の階級へ移ろうと努力する。彼らはそれを「出世する」と呼んでいる。
しかし事実はこれと反対で、むしろ「善人から悪人に堕落する」と呼ぶべきである。
トルストイ
自ら労して自ら食うは、人生独立の本源なり。
福沢諭吉

各人はその能力に応じて働き、その労働に応じて与えられる。
サン・シモン

予の成功は単に勤勉にあり。予は一生の間の一片のパンにも、決して座食せざりき。
ウェブスター

金銭は、暴力によって規定された他人の労働義務をあらわしている。
トルストイ

労働の賃銀は勤勉の刺激剤であって、勤勉というものは、他の人間のすべての資質と同じようにそれが受ける刺激に比例して向上する。
アダム・スミス

金を稼ごうと思ったら、金を使わねばならない。
プラウトゥス

早く金持ちになろうと、あまりに焦るあまり一夜明ければ乞食となりさがる、近頃、こうした連中のいかに多くいることか。
ラ・フォンテーヌ

私はいままでちょっとした偶然で何か値打ちのある仕事をし遂げたこともないし、私の色々の発明のどれも偶然になされたものはなかった。それは働くことによってできたものである。
トーマス・エジソン

微笑と握手には金も時間もかからない。そして商売を繁盛させる。
ジョン・ワナメーカー

億万長者になるのに特殊な才能はいらない。最善を尽くすことができるもの、一番楽しめるものを探せばよいのだ。
ナイチンゲール
鋭敏な頭脳と勤勉な手を持つ人は至る所に金貨あり。
セシル・ローズ

人々は、自分の頭脳や心を養うためよりも何千倍も多く、富を得るために心を使っている。しかし私たちの幸福のために役立つものは、疑いもなく人間が外にもっているものよりも、内にもっているものなのだ。
ショーペンハウエル

金を作るにも三角術を使はなくちゃいけないと言ふのさ・・・・・・義理をかく、人情をかく、恥をかく、これが三角になる。
夏目漱石

ハードワークはどんな強壮剤やビタミン剤にも勝る。
ハーランド・サンダース

道端で拾った1ドルは、働いて得た99セントよりもわれわれを満足させ、ギャンブルや株式市場で勝ち取った金も同じようにわれわれを満足させる。
マーク・トウェイン

資本が急速に増大すれば、労働者同士の競争は、それとはくらべものにならぬほど急速に増大する。すなわち、雇用手段である労働者階級のための生活資料は、相対的にますます減少する。
マルクス

資本の真の使い方は、お金を増やすことではない。お金を増やして、生活を向上させることだ。
ヘンリー・フォード

僕たちは労働者階級にとどまり、そのことを堂々と公言し、最後までアクセントを変えることのなかったはじめてのワーキング・シンガーだ。
ジョン・レノン

青年にすすめたいことは、ただ三語につきる。すなわち働け。もっと働け。あくまで働け。
ビスマルク

人間の社会には、金銭というものと、不労所得は増大するばかりで、しかも労賃は最小限度まで減少するという鉄則がある。
トルストイ

楽しみ遊ぶことが分度(ぶんど)を越え、苦労して働くことが分度の内に退けば、貧賤(ひんせん)になる。楽しみ遊ぶことが分度の内に退き、苦労して働くことが分度の外に出れば、富貴になる。
二宮尊徳

器用貧乏人宝。
日本のことわざ
遊楽(ゆうらく)に馴(な)るれば面白き事もなくなり、甘きものに馴るれば、甘き物もなくなるなり。是、自我が歓楽をも減ずるなり。日々勤労する者は朔望(さくぼう)の休日も楽なり。盆正月は大なる楽なり。
二宮尊徳

限りない資本を活用する資格とは何であるか。それは信用である。
渋沢栄一

君のおぼえた小さな技術をいつくしみ、その中にやすらえ。
マルクス・アウレリウス

貨幣または財貨で買われる物は、われわれが自分の肉体の労苦によって獲得するものとまったく同じように、労働によって購買されるのである。その貨幣、またはそれらの財貨は、事実、この労苦をわれわれからはぶいてくれる。
アダム・スミス

身過ぎ世過ぎは草の種。
日本のことわざ

俺には金を稼ぐ力がある。俺には使う力もある。それが誇りです。俺こそ本当のアメリカ人ですよ。
ウイリー・ネルソン

名誉の第一の基本命題として、教育を受ける者たちの心情に銘記させるべきことは、生活の資を自らの労働以外のものに求めることは恥辱だということである。
フィヒテ

幸せを与えてくれるのは、富でも豪華さでもなく、穏やかさと仕事である。
トーマス・ジェファーソン

月夜に夜なべはせぬが損、稼ぎに追ひつく貧乏なし。
近松門左衛門
怠け者の節句働き。
日本のことわざ

大量の貨幣の存在はあらゆる種類の労働の価格の高騰の原因です。
ヒューム

金銭はたいていの場合、他人の労働、それも他人の過去か未来の労働をあらわしているのである。
トルストイ

ひとから利益を得ることを倦(う)む者はいない。利益とは、『自然』に即しての行為である。されば、おまえがひとに利益を与えるというそのことのなかにおまえが利益を得る、ということに倦まないことである。
マルクス・アウレリウス

「それきり型収入」は一度働いて一度収入を得るという意味。「一生型収入」は一度働いて、何千回も収入を得ることだ。眠っている間にお金を稼げなければ、決して金持ちになれない。
ロバート・アレン

自給自足とは『収入のために(自分のために)働く』ということです。
ルドルフ・シュタイナー

肉体の労働は精神の苦痛を解く。そしてこれこそが貧乏人を幸福にするものなのである。
ラ・ロシュフコー

恥知らずとは、これを定義すれば、いやしい利得のために、
人の思惑をものともせぬことである。
テオプラストス

一銭軽しといへども、これを重ぬれば、貧しき人を富める人とす。されば商人の一銭を惜しむ心切なり。
吉田兼好

労働の賃銀の上昇をもたらすのは、国民の富の現実の大きさ如何ではなくて、富の恒常的な増加である。だから労働の賃銀は、最も繁栄しつつある国々、いいかえると、最も急速に富裕となりつつある国々において最高となる。
アダム・スミス

労働者は、資本家が儲ける時、一緒に儲けにあずかるとは限らないが、資本家が損をすれば必ず一緒に損をする。
マルクス
キリスト教道徳のあわれな替え歌(パロディー)である資本家の道徳(モラル)は、労働者の肉体に破門状をたたきつける。生産に携わる者の必要生活費を最小限にまで落とさせ、彼らの喜びと情熱を抑圧し、非情で休息のない労働をうみだす機械(マシン)の役目に追いつめることを理想とするのである。
ポール・ラファルグ

人間の労働は一袋の麦や一トンの石炭と同じ意味での商品ではないのです。
この労働には金銭では見つもられない数々の要素がはいっているのです。
シャルル・ヴァグネル

君たちの雇用を保証するのは、満足した顧客だけだ。雇用を創出するものは結局、満足した顧客を生む製品とサービス以外にない。
ジャック・ウェルチ

労働力という商品は、消費されなければならない。労働力は、みずからの作りだす物品に姿を変えて再生するために、(いわば)死ななければならない。
フェルディナント・テンニース

金は食って行けさえすればいい程度に取り、喜びを自分の仕事の中に求めるようにすべきだ。
志賀直哉

支払われた金額となされた仕事との間にはいかなる関係もない!むしろ個人が、それぞれの天性に応じて、おのれの力のおよぶかぎり最高の仕事をなしうるよう、その地位につくべきである。
ニーチェ

金なんかなくたって、心が豊かで、誰にも迷惑をかけずに、好きなことをやっていけたら、これが一番幸せな人生なんだろうな。俺は若いころから好きなこととなると無我夢中になった。だって、嫌いなことを無理してやったって仕方がないだろう。
本田宗一郎
経営の鉄則は優秀な頭脳を集めること。
ビル・ゲイツ

お前の身に利益を得たいと思ったら、まずお前の主君が利益を得るようにすることだ。お前の家を富ませたいと思ったら、まずお前の国を富ませることだ。
韓非

富が労苦の集積であるというのは事実である。しかしながら、Aなる人間が労苦してBなる人間が集めるのが普通である。そしてそれを学者どもは「労働の分担」と名付けている。
トルストイ

この世の中では、有益で必要な仕事よりも、むしろ無益な仕事の方が、つねにより多くの名誉とむすびつき、それを与えられ、しかも、もっと多くの報酬をも受けている。
ヒルティ

労働者が富んでいるか貧しいかは、その報酬が良いか悪いかは、かれの労働の真の価格に比例している。
アダム・スミス

勝ち得た金は稼いだ金よりも、倍のうまみがある。
映画『ザ・カラー・オブ・マネー』より

労働とは、どんな社会形態であろうと、人間が生きるための条件であり、人間と自然との物質代謝ーつまり人間の生活を媒介するために自然が必然的に与えた永遠のものである。
マルクス

財産のある者も労働せずに食ってはならない。
マックス・ヴェーバー

給料が一番多くても、打率が二割だったらふさぎ込んでしまいます。逆に給料が一番少なくても四割打てれば、それこそ大喜びするでしょう。大事なのは、自分が好きな事をとびきり上手にやることです。
ウォーレン・バフェット

世の中、楽して稼ごうとしている輩(やから)にとって、銀行はほとんど対抗しがたい魅力をもっている。
エドガー・フーバー

金持ちでも貧乏人でも強い者でも弱い者でも、遊んで暮らしている市民は、みんな詐欺師だ。
ルソー
大きな労働と多くの時間は、またそれだけ多くの報酬を得るべきだ。
ルター

必ずつかまるとは限らないということなら、磔(はりつけ)の刑があっても、金を盗むことをやめないが、必ず死ぬということがわかっておれば、天下を所有することさえ受けようとはしないものだ。
韓非

私財産と賃金制度の存在する現社会の下においては、発明は労働者の幸福を増進するものではなく、かえってその圧迫を重くし、ますますその労働を卑(いや)しくし、ますますその失業を頻繁にし、ますますその恐慌を劇烈(げきれつ)にするばかりだ。そしてこれがために利益を得るものは、常にあらゆる幸福と快楽とをその一身に集めているかの資本家だ。
大杉栄

社会の財富は、天からふってくるのではない。地からわいてくるのではない。一粒の米、一片の金であっても、すべて、これは、人間の労働の結果でないものはない。
幸徳秋水

わたしには腕がある、それで働いて生きていく。働く腕がなくなったら、だれかが養ってくれれば生きていくし、見捨てられれば、死んでいくだけのことだ。
ルソー

勤勉ではなくて節約が、資本増加の直接の原因である。
アダム・スミス

私は有名女優よ。自分の演技のため、いい映画を作るためになら何でもするわ。どのみち、10万ドルのボーナスはいただけることだし。
ザ・ザ・ガボール
君子は正義に明るく、小人(しょうじん)は利益に明るい。
孔子

人間は、最も多くの人間を喜ばせたものが最も大きく栄える。
徳川家康

貯蓄十両 儲け百両 見切り千両 無欲万両
邱永漢(きゅうえいかん)

実業とは、虚業に対し真面目に働く者の仕事の総称である。
武藤山治(さんじ)

売利を得るは商人の道なり。元銀に売を道といふ事を聞かず。売利を欲と云て道にあらずといはば、先孔子の子貢を何とて御弟子にはなされ候や。子貢は孔子の道を以て、売買の上に用ひられたり。
石田梅岩(ばいがん)

商人の 空(から)誓文や偽りの 頭に宿る神もありける
浅井了以(りょうい)

金勘定できるヤツに、10億ドルは手に入らない。
ヘンリー・ジョージ

「いったい、事業とはどういうことなのでしょう」
「それは簡単ですよ。事業とは、他人の金です」
アレクサンドル・デュマ

どこの国の商人だろうと、商人にはひとつの宗教しかない。帳場が彼の教会であり、書き物机が祈祷(きとう)台であり、業務日誌が聖書であり、商品ストックが彼の聖体であり、取引所の時計が祈祷を告げる鐘なのであり、自分の金が彼の神、信用が彼の信仰なのである。
ハイネ

ビジネスの世界では、人と同じことをやっていては真の永続的成功や、富を手に入れることはできない。
J・ポール・ゲティ

良いアイデアの生まれるのは、儲からなくて何とかしようと苦しんでいるときである。だから私は、儲かることをあまり喜んでいない。
早川徳次(とくじ)

ビジネス世界の報酬はすべて二種類の通貨で支払われる。二種類の通貨とは「現金」と「経験」だ。報酬はまず経験で受け取ること。現金は後でついてくる。
ハロルド・ジェニーン
小僧に頭を下げると思うから情けないのだ。金に頭を下げるのだ。
岩崎弥太郎

社会の利益を増進しようと思い込んでいる場合よりも、自分自身の利益を追求するほうが、はるかに有効に社会の利益を増進することがしばしばある。
アダム・スミス

金貨一円になれと言いたい。紙幣の一円は日本国内だけしか通用しないが、金貨であれば世界中同じ一円の価値で通る。この金貨のようにどこでも通用する人間になれということだ。
佐伯勇(さえきいさむ)

科学理論は事実によって判定されるが、金融市場の決定は参加者のゆがんだ認識に基づいてなされる。だから、金融市場は科学的方法ではなく、錬金術的な方法を具現している。
ジョージ・ソロス

金融市場はつねにいわば資本主義経済の中央本部であり、ここから各部門に命令が発せられるのであって、ここで議論されここで決定されたことは、つねにその最も内面的な本質において次の発展計画を確定することである。
ヨーゼフ・シュンペーター

馬は死ぬ前に売ってしまうことだ。人生のコツは、損失を次の人にまわすこと。
ロバート・フロスト

有望な仕事があるが資本がなくて困るという人がいる。だが、これは愚痴でしかない。その仕事が真に有望で、かつその人が真に信用ある人なら資金ができぬはずがない。
渋沢栄一

賢者は投機を戒(いまし)める。「人生には投機に手を出すべきではない時期が二つある。投機に回せる金がないときと、投機に回せる金があるときだ」と。
マーク・トウェイン
不景気は商売がうまくいかない原因ではなく、平等に与えられた条件にすぎない。
藤田田(でん)

およそ事業をするには、まず人に与えることが必要である。それは、必ず大きな利益をもたらすからである。
岩崎弥太郎

株式投資とは美人コンテストである。この投票で賞金を得るには、あなたが美人と思う人が重要なのではなくて、多くの人々がどんな女性を美しいと思うかが重要であり、あなたの好みとは無関係である。相場の時価は美人投票の結果である。
ケインズ

「卵は一つのカゴに盛るな」と愚かな者は言う。これでは「金を分散し、注意を分散させよ」というに等しい。賢者は言う。「卵は一つのカゴに盛り、そのカゴをよくよく見守れ」と。
マーク・トウェイン

私の実践的投資スキルを要約せよ、と求められたなら、ただひとこと「サバイバル」と答えるだろう。まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。
ジョージ・ソロス

あなたは株式市場というカジノでたくさんの愚かな人達を相手にしているようなものです。カジノにいる人達はみんな酔っ払っていますよね。でもその場の雰囲気に流されることなく、ペプシを飲むんですよ。そうすれば万事オーケーですよ。
ウォーレン・バフェット

カネ以外に何も生み出さないビジネスは、貧しいビジネスだ。
ヘンリー・フォード

株式市場は金を儲けるためよりも、賭けるという行為そのものに一種の醍醐味がある。
邱永漢

欲の袋に底は無し。
日本のことわざ

すべきではないことを学ぶには、持てるもの一切合切(いっさいがっさい)を失うというのが一番だ。金を失わないためには何をすべきでないかが分かった時、相場で勝つのに何をすべきかということが、ようやくわかり始めるのだ。
ジェシー・リバモア

事業は金がなければできないが、正しい確固たる信念で裏付けられた事業には、必ず金は自然に集まってくる。
三島海雲(かいうん)

電気を発見したのはベンジャミン・フランクリンだが、電気で金を儲けたのはメーターを発明した人だ。
アール・ウォーレン
大事業をなし遂げる人というものは、多くは虚心で円滑な人である。事業に失敗し機会を失うような人は、必ず片意地で執念深い人である。
洪自誠

私が市場に行く目的はただひとつ、誰かバカなことをしそうな人がいないか見るためだ。
ウォーレン・バフェット

どんな企業でも、お金を必要とするときが危険なのではなく、成功して楽に資金が調達できるようになったときこそ、危険なのである。
ヘンリー・フォード

資本主義的生産は、ほかのどんな生産様式に対してもはるかに人間の、生きた労働をひどく浪費するものであり、肉と血の浪費者であるばかりでなく、神経と脳の浪費者でもある。
マルクス

最小の労力をもって最大の欲望をみたすことが人間の経済行為の基礎原理である。
アダム・スミス

この世では、あえて全財産を賭けようという気概のある者一人に対して、安全だけを求めるボンクラが100人いた。
J・ポール・ゲティ

賢明な相場師は、忍耐の意味を知り、つねに予備の現金を用意している。
ジェシー・リバモア

百万円たまれば百万円の知恵がわく。金がすべての元手になる。
大谷米太郎

商事会社というものが、まったく正真正銘の独占以外の何ものでもないことに気づかぬほど粗野な者がいるだろうか。
ルター

屏風(びょうぶ)と商人は直には立たぬ。
日本のことわざ
確実な利得に頼っている者は、大きな富を得るようになるには、苦労するだろう。また、すべてのことを投機に賭ける者は、失敗して貧乏になることが多い。だから、投機を確実性のあるもので守り、損失をつぐなうことのできるようにするのがよい。
ベーコン

資本は死せる労働である。
マルクス

奉仕を主とする事業は栄え、利得を主とする事業は衰(おとろ)う。
ヘンリー・フォード

一個人がいかに富んでも、社会全体が貧乏であったら、その人の幸福は保証されない。その事業が個人を利するだけでなく、多数社会を利してゆくのでなければ、決して正しい商売とはいえない。
渋沢栄一

商業が繁栄して大家となるのは、高い利益をむさぼらないで、安い値で売るからだ。(中略)高い利益をむさぼらないというだけで、買う人も売る人も、両方が集まってきて、次第に富をきずくのだ。
二宮尊徳

薬九層倍、呉服五層倍。
日本のことわざ

成功する商売の術は、90%の準備と10%の売り込みから成る。
バートランド・R・キャンフィールド

我らもし事業をなさんと欲せば、必ずまずこれがために仆(たお)るるの決心なかるべからず。
新島襄(じょう)

もしも世の中に些少(さしょう)の資本を要せず些少の危険もなくして、大利益を得(う)べきことあらば、万人は万人みなこれに走るべしといえども、古今いまだその例を見ず。
福沢諭吉

収益のあがる会社にしたいなら、マネジャーには問題の核心を見抜く能力が不可欠である。
カルロス・ゴーン

出光(いでみつ)の仕事は金儲けにあらず、人間を作ること、経営の原点は「人間尊重」です。世の中の中心は人間ですよ、金や物じゃない。
出光佐三(いでみつさぞう)

安いか高いかなんて心配しなくてもいい。良質かどうかだけを考えればいいんだ。もしそれが十分に良いものなら、人々はその見返りをきちんと払ってくれる。
ウォルト・ディズニー

資本は、商品の価格を下げ、したがって労働者の価格を下げるべく、労働生産力を増大させるという、絶えざる傾向とやむことのない性癖をもつ。
マルクス

姦商(かんしょう)は何者ぞ。いわゆる紳商(しんしょう)これなり。何をか紳商と言う。官吏(かんり)と姦通するところの商賣を言う。商の技なくして商の利益を占むるもの、商の実なくして商の名あるもの、その外を商にしてその内を官にするもの、高帽を戴きて商賣と利を争うもの、算盤を挟みて権門に款(かん)を通ずるもの、これみな紳商なり。
陸羯南(くがかつなん)

経済上の自由競争が、激しい勢いで荒れ狂っている時代に対処して、金持ちが永く、『金持ち』の地位を維持していくためには、本当に無限の苦労に耐えていかなくてはいかなくてはならない。
幸徳秋水

損と元値で蔵を建て。
日本のことわざ

小さな利益にひかれていると、大きな利益を損なうことになる。(中略)貪欲でひねくれて利益ばかりを求めていると、国を滅ぼして命を落とす本(もと)になる。
韓非

ビジネスとは何か。それは、暴力に訴えることなく他人のポケットから金を引き出す技術である。
マックス・アムステルダム

わずかも道徳と経済と相離(あいはな)るべからざるもの。
渋沢栄一

殖財の道をひたすら前進して、金をつくることを尊重すればするほど、それだけますます徳を尊重しないようになる。富と徳とは、元来そういう対立関係にあるのではないだろうか。
プラトン
利益ばかりにもたれて行動していると、怨まれることが多い。
孔子

別に金持ちになりたくて働いていたわけじゃない。仕事が面白くて仕方がなかったんだし、遊びたいために、一生懸命に働いた結果、会社の若い連中もついてきて、今日まで発展してきたんだ。
本田宗一郎

お金を儲ける最短でしかも最良の方策は、こちらの利益を増やすことがすなわち相手の利益にもなるんだということを、ハッキリ相手にわからせることである。
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール

理屈商人金儲けず。
日本のことわざ

神は人間に額に汗して働けと命じている。銀行に金を積んで、何もしないで食べていこうとするのは人間の掟(おきて)に反することだ。
トルストイ

金が仕事の副産物で、仕事に対する主な動機でないときに、仕事はうまくいく。
アーリーン・モディカ・マシューズ

彼に給与を余分に払うのは、彼にそれだけの価値があるからだ。
サミュエル・ゴールドウィン